2007/09/01 Sat [長年日記]
ハンドルネームジェネレータ
ハンドルネームを考えるのが面倒なとき等に使える、ハンドルネームジェネレーターを作ったよ。
仕組みは単純で、入力されたURLのデータを取得して、その内容から姓名をつくりだします。最初はファーストネームというか、ニックネーム的で、取得したデータから曖昧に算出した特徴的な言葉一個を当てはめてたんだけど、割と精度が高いのかタイトル的な言葉が名前になる事が多いので(www.yahoo.co.jpだと、ハンドルがYahooになったりするので)やめた。
単に適当な名詞だと当然ながら名前っぽさが出ないので苗字をつけて、名前のアルゴリズムも、TF-IDF的な論理的な抽出方法じゃなくて、全然適当に選んだら、ちょっとシュールな感じになってハンドルっぽくなったかなと。
使っても得しないけど、よかったら遊んでみてね。
2007/09/04 Tue [長年日記]
ぼくの地球を守って
子供の頃、夏休みになるとこのOVAをテレビで放送していて、何度か見たんだけど、全話見る事は無く今まで来ていたので、何となく気になって漫画で読んでみました。
地球ではない文明の発達した惑星から地球を観察する為、月基地に送り込まれた7人の話。色々あって母星が破滅して月に取り残され、次第に病気で死んでいく。
その後7人共それぞれ地球人として転生するんだけど、7人に前世の記憶が蘇り月基地でのいざこざにとらわれ始めて…というような話で、SFですね。
前半は話の展開が速くて、前半だけで読者には大筋が見えてしまうんだけど、一点後半*1はゆっくりペースで心理描写や、前世の背景を細かく描くという感じで残りの細かい部分を埋めながら進んでいく。トーンは全然違うんだけど、それぞれに面白くて、後半ちょっと間延びするけど、結構きれいに収束していく。
あんまり丸くおさめようとしすぎるところがちょっと無粋な感じがするんだけどね。*2どうせなら、ブンさん出てるんだからキャーのフォローもしてほしかったなぁと思う。
おもしろかったし、長年のもやもやが解消されて満足です。
2007/09/08 Sat [長年日記]
親より稼ぐネオニート―「脱・雇用」時代の若者たち
株、アフィリエイト、住宅賃貸収入のような*1、よく不労所得といわれるような所得を得て、雇われない生き方をする人々を紹介する本。実践している人の中の成功してると言える人にインタビューをしてまとめたものに、対談が付いている。
事例として出てくる株やアフィリエイト等の職種?に目新しさも無く、内容的には特に得るものはないけど、いかにして稼ぐかというよりも、会社に雇われず、店も構えず、士業でもない人間がいかに社会に負い目を感じずに生きるか、そして生きられるのかという所にスポットが当たっているところが読みどころだと思う。
逆にニートとネオニートの違いである「稼ぐノウハウ」的な物は基本的に触れていないので*2、そういうのを期待しない方が良いです。
本編とも言うべきネオニート紹介は、人物は違っても全員ニートとくくられる様な属性を持つ人なので、基本的には似た人物像として描かれていて、いまいち実感というかリアリティーが無い。一人に割くボリュームが少ないので、表面的な話だけで年齢・性別・職業(株とかアフィリエイトなんだけど)みたいな属性的な点でしか差別化できず、基本的に似た感じになるのは仕方ないとは思うんだけど、そういうのが10編も続くと読むのがだるくなりました。
最後に、対談ってページ稼ぎみたいだし、自分が知らない人達の対談ってただの雑談とか世間話みたいで好きじゃないんだけど、この本の対談は面白かった*3。
デフォルト引数
なんか、こんなコード書いたんだけど、そういえばRubyはデフォルト引数に変数とか展開してくれるんだった様なと思ってちょっと実験してみたらできた。
ちょくちょくこんなコード書いてるような気がする。まぁ、特に害は無いけど。
#こんなふうに一度書いたけど...
def save(path=nil)
path = (path.nil?) ? @cache_path : path;
File::open(path, "w") {|fs| fs.write @data }
end
#確かめてみた class A def initialize @def = "default" end def inu(arg=@def) puts arg end def inu3(arg=inu2(@def)) inu(arg) end def inu2(arg) "inu2" + arg end end
#実行
a = A.new
a.inu("dog")
a.inu()
a.inu3()
#結果 dog default inu2default
こういう基本的なところって、言語毎に意外と違いがあって結構こんがらがって困るし、細かすぎて意外と調べるのも大変。ので、検証して書いて覚える。あと、Rubyはできるかな?と思ったら大体できる。
2007/09/13 Thu [長年日記]
ハゲタカ
NHKで放送してたらしくて、面白かったらしいので読んでみた。読んでみると小説の内容はテレビの内容とはたぶん全然違う感じ。
内容はホライズンキャピタルというファンドを運営する鷲津が親の敵(かたき)*1を討つ話。ただ、あまり敵の話と、小説中の読ませる部分というのはリンクしてなくて、小説だから最終的にはきれいにまとまったという感じで、話のうまさというのはあんまりない。
では、どこがおもしろいのかというと単純にディールの成立がサクセスストーリーのようで小気味良いからだと思う。ハゲタカと言われている物の、常に正義の主観で書かれているので、勧善懲悪的爽快さなんだと思う。まぁ、水戸黄門とか暴れん坊将軍みたいなものでしょうか。
ちなみに、ハゲタカは上下巻なんだけど、ハゲタカ2(元のタイトルはバイアウト)の上下巻も出ていて、それも含めて本当に完結するのだと思う*2。その1と2の中の出来事を再構成して、説明役(新人のような無知な設定で、描写だけでは伝えにくいところを質問をする事で視聴者の理解を助ける役)のキャラクターなんかを突っ込んだらテレビ版になるのかも。いずれ2も読んでみようと思う。
2007/09/16 Sun [長年日記]
Mozilla24
映像配信される物で、見れる物は見ようと思ってたけど、完全に忘れていた。 忘れるだろうなぁとは思っていたんだけど予想通りだ。
2007/09/17 Mon [長年日記]
タッチパッド
iBookのバッテリーが充電できなくなったのに続いて、タッチパッドも効かなくなってきて、カーソルが激しく動かしづらい。凄いストレスたまる。
そのせいか、ThinkPadやトラックボールのラップトップに惹かれるものがある。どうせ電源ケーブル無しでは起動できなくなったんだから、トラックボールのマウスでも繋げばいいんだけどね。
関係ないけど、マイティーマウスのホイールも駄目になるのが速かったなぁ。
Apple-- >< と思いつつも買い替えを狙ってレパード出るの待ってるのよ。
2007/09/18 Tue [長年日記]
かもめ食堂
テレビで放送していたのを見た。
フィンランンドで「日本の食堂」を営む独身女性と、その食堂を縁あってお手伝いする事になった2人の日本人女性との共感や、ヘルシンキの人達とのふれあい、食堂を軌道にのせる苦労や、食事に対する思い入れとこだわり、登場人物個々の内面描写などで全編埋め尽くされていて、全般的にほのぼのとした話。
無謀な計画に対して、ストーリーを構成する予定調和のようなメルヘンチックでファンタジーな作り物的な展開に嫌気がさしたりはするんだけど、メルヘンでほのぼのとした気持ちになりたい時に見る物として俯瞰して受け入れれば、そんなに気にならない。
劇中に出てくるシナモンロールとか、トンカツとかおにぎりがすごくおいしそうで、おなかがすきます。
2007/09/19 Wed [長年日記]
投資銀行青春白書
投資銀行の日常(のエキサイティングな部分)を新人バンカー下園雅を通して小説タッチで綴った本。読みやすさを狙った軽い読み物という感じで、台詞書きが多い事から、本の厚みから感じる印象よりかなり短時間で読め、狙いは成功してると思う。
M&Aアドバイザリー業務に関する内容が中心なんだけど、淡白すぎて物足りないという点と、ストーリーがベタすぎるという点で、いまいちお得感が無い。
この本の場合淡白なのは目的が業務の概要を理解してもらう事でその目的は達しているからだろうし、同様の理由でストーリーは完全なおまけなわけで、誰も期待していないし、ベタベタである事に価値があると思うので、これらの不満や期待は抱く方が間違っている気もする。ただ、とって付けた感が助長に感じる。
基本的には13歳のハローワーク的コンセプト*1の外資系証券会社特化版小説みたいな感じです。
*1 つまりは職業紹介
2007/09/20 Thu [長年日記]
セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事
責任とモチベーション、分析ではなく仮説等、時給を得る作業や評価を得る(もしくは落とさない)手段ではなく、お客様に喜んでもらえるにはどうすればいいのかという事を実践するセブンイレブンの本。
発注、アルバイト、商品開発、マネジメントといった章に分けて、セブンイレブンの事例や経営者鈴木敏文さんの考え方を披露している。
余計なお世話なんだろうけど、学生時代からアルバイトを初めて、卒業して何年もフリーターとしてアルバイトを続けている人の大活躍とかが書かれているんのを読むと、一時金とかはあってもその人たちのベースでの収入アップにはほとんど繋がっていない訳で、その人達の将来の事をセブンイレブンはどう考えているんだろうかとか、良い事を言っている部分が多い本だけに妙に気になったりする。
そういった本題とは関係ないところを除くと、セブンイレブンとお客さんという関係においてはシンプルかつ合理的で感心するところが多いし、素直に良いなぁと思える。
全体的には、よく考えられているなぁと言うより一貫してるなぁという印象が強く、細かいマニュアルで統制するよりも応用できる基本的な精神が大切だと思わせてくれる。
2007/09/21 Fri [長年日記]
シリコンバレー・アドベンチャー―ザ・起業物語
ペンで画面をタッチして操作するという、画期的なインターフェイスを持つコンピューターを作って売る会社GO Corporationのベンチャービジネスストーリー。退屈させない濃い話なんだけど、実りがなんにもも無いという凄い話で、ある意味非常にサッパリしている。
今でこそPDAとか、スーパーとかの商品管理に使う端末とか、NintendoDSとか同じアイディアを具現化したような商品は沢山あるけど、これは90年前後(GOは87年設立)のおよそ7年間の話で、この本を読む限りこのアイディアは画期的でかなり話題になったらしい。確かにマイクロソフトがペンコンピューターに入れ込んでいたというのは聞いた事がある。
でも結局ペンコンピューティングが成功する事は無く、GOだけではなく、マイクロソフトもIBMもアップルもペンコンピューティングからは距離を置く事になった。GOもペンポイントという製品を販売したような事が書かれていたけど、売り上げのほどは特に触れられていなくて不明であるが、そこからの収益でやっていける兆しは全くなかった事から不発だったんだろうと思う。もしかしたら発表しただけで製造出荷はされなかったのかなぁ?そんな事は無いと思うんだけど。
なにはともあれ、結局はAT&T等の企業とアライアンスを組んで窓口を一本化する為にハードウェア部門を別会社としてEOを設立するんだけど、何故か(本当になんでなのか読んでる方にはわからない)この会社とGOの折り合いが悪くなって結局GOはEOに吸収される事になり、その後EOも解散しこの試みは終結する。
全体的に前半に比べて後半は駆け足で内容も薄く、状況を把握する事が難しくなっていて、よくわからないままに読み進める事になった。なぜ今まで資金調達に継ぐ資金調達で7年近くもやりくりしてきた会社が、EOに吸収される道を選ばざるを得なかったのか説明はされている物の明確ではなく、消化不良な感がある。
結局、製品がどれだけ売れたとか、技術がどうだったかという点は、技術は良かった、でも売り上げは立たなかったみたいな話でパッとしないんだけど、前にも挙げたように、資金調達に継ぐ資金調達や競合する大企業との対決等、読み応えはかなりある。後半火が消えたように不可解にしぼんでいくんだけど*1、市場というのもそういう物で、それと連動していたのかもしれない。
*1 丁度その頃インターネットの方にお金が流れたのかもね
2007/09/23 Sun [長年日記]
ジョゼと虎と魚たち
映画ではなく小説の方です。
短編オムニバス形式で、全部で9編あるのですが、1編25ページ弱とかなり短いです。おかげで合計で250ページ強あるのですが*1、かなりテンポよく読めます。電車内で読むにはうってつけ。
どの話も面白ろく、似通っている話が多くてちょっと飽きたりする話もあるのですが、特におもしろかったのは、「お茶が熱くてのめません」「うすうす知ってた」「ジョゼと虎と魚たち」かな。
どの話もこれからどうなるんだろう?という、面白い世界観と設定を構築しておきながら終わるという感じで(だがそれがいい)、もう少し読みたいなーと感じさせる贅沢な作りです。
*1 解説まで含めて265ページ
2007/09/24 Mon [長年日記]
火垂るの墓
日本テレビの金曜ロードショーで見た。
1988年公開の作品で、頻繁にテレビ放映されているにもかかわらず、今まで一度も見た事が無かった。
話の内容は見た事が無いながらに大体想像はついていたけど、映像も全編に渡っていつかどこかで見たものが多く、それだけ露出が多い作品なんだなという感覚が一番印に残った。
戦争がらみの作品という事で見方が全く違う人の中で賛否両論あるのだけど、清太の愚かさを含めてのストーリーなので、あれはあり得る不幸という事で素直に解釈してもいいと思うし、単純に涙を誘う映画でもあると思う。
それに嫌悪を感じるかどうかは、それをみて多くの人がどう感じるのかという点でミスリードがあるのではという点なのだろうけど、そういう作品が何を伝えたかったのかという点を考えれば作品単体としてありだろうと思うのです。
2007/09/25 Tue [長年日記]
由布院の小さな奇跡
まったく知名度のなかった温泉地由布院が、名所旧跡もなく現在のように人気観光地として沢山の人に訪れられるようになったのはなんでだろうか?そんな疑問に答える一冊。
やはりなんと言っても先見の明のある人間が居たという所が一番大きいかなと思う。団体旅行全盛の頃に、個人旅行をにらみ、小さい別府にならず由布院らしさを作るという方針を掲げる事で陳腐化を防いだ。名所旧跡が無い穴は自分たちでイベントを考案する事で乗り切る。どのイベントも箱物や行政に頼るのではなく、本当に手作り。
しかも、観光客を呼ぶ為ではなく、地元の人が楽しんで、地元が作った文化や行事を観光してもらうという姿勢は、観光に訪れる人間から見ても本道と思われる。その地の文化を観に行くという楽しみにおいて、歴史は無いけど創意工夫があったと言う事だろう。
どのようなサービスであれ個性を伸ばして差別化するのが重要という事だろう。
2007/09/26 Wed [長年日記]
愛蔵版 佐賀のがばいばあちゃん
愛蔵版 佐賀のがばいばあちゃんという名前だけど、愛蔵版というのは漫画みたいに、読み切りやエッセイ等が追加されてボリュームが大きかったり、装丁が豪華だったりするのかなと勝手に思っていたんだけど、特定の話をピックアップしてまとめた本らしい。つまりディレクターズカット版?
普通の佐賀のがばいばあちゃんが読みたかったので、失敗したなと思ったのだけど、子供の頃の佐賀での暮らしの思い出がピックアップされていて、なかなか良い話だった。子供向けを意識したんだろうか?本編というか元の内容を知らないので何とも言えないけど。
内容は子供の頃の忘れてしまった感情とか、教訓めいた話が中心で共感を覚える。ただ、教訓といっても、他の道があったならば、明らかにばあちゃんもその道は選ばなかっただろうなと言うところが明白で押し付けがましくなくていい。
貧しさを後から美化したりするのではなくて、その状況をいかに生きるのかという点においての教訓や、現実、我慢する大切さや、子供の頃にはわからなかった事、大人になって忘れてしまった事、人の優しさというものはどういう物かという所に目を向けた世代を問わない思いで本なのではないかと思う。
2007/09/27 Thu [長年日記]
20世紀少年―本格科学冒険漫画
20世紀少年の22巻を読みました。かなりブランクあったけど、話はなんとか覚えてたw。
22巻では、とりあえずともだちの野望は阻止できたけど、読者を惹き付けてきた友達の正体等は解明されず。カンナの能力に関する秘密やケンヂが日本中を放浪していた理由や、その間何をしていたか等は不明のまま。
とりあえず、20世紀少年はこれで終わりで、終章が21世紀少年になるみたい。作中で21世紀になってから、やっぱりだらだらしてきたなとは思うけど、残るは上下巻で終わりというのが見えているので(連載は既に終わっている)楽しみの方が大きい。
血のおおみそかまでのわくわく感があると良いのだけど、あれは再放送的な楽しみが大きかったんだろうから*1、期待するのは野暮かなと思う。
ちなみに21世紀少年の下巻は明日(2007/9/28)発売なので、すぐ手に入るよ。
*1 とはいえ、万博世代以降の読者にもノスタルジーを感じさせるのが凄いよね。
2.0.0.7
Firefoxを2.0.0.7にバージョンアップしてから不正終了する事が多くなった。 セッションを復帰できるので、そんなには困らないんだけど、嫌だなぁ。
2007/09/28 Fri [長年日記]
探偵ガリレオ
テレビドラマ化すると言う事で、ミーハーにも読んでみました。
以前から読みたかったので良い機会。というか、ドラマ後に読むとドラマベースで読んでしまうかもしれないので、それはどうかなと思って。ドラマ見るのかと言われると、どうなんだろうかと思いますけど。
内容はシリーズ化している湯川&草薙コンビの事件推理物です。真犯人は誰だ?というよりは、トリックはどうなってるんだ?という疑問が主題な感じです。
全部で5話収録されているんだけど、1話60ページ程度とライトな感じで、長編とはまた違った雰囲気で、リズム良く読めて面白かったです。
2007/09/29 Sat [長年日記]
コピー用紙の裏は使うな!
あまり使えそうな話は無かった。
電気代の契約も家賃も、コピーの料金もかなり限定された状況でしか実施できない場合が多く、ボリュームメリットの無い規模の小さな環境だと、節約によって軽減されるコストより節約する為のコストの方が高く付きそうな場合が多く読んでいて集中力が切れる事があった。
コスト削減には従業員の意識が大切で、節約する事によりどのようなメリットが働いている人に生じるようにしなければならないとか、そうするにはどういう環境を作れば良いかとか、そういう意識レベルの話は為になったと思う。
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